フローロンス城公園の屋外会場でのコンサートは
今注目のピアニスト、ボリス・ベレゾフスキーとドゥミトリ・リス指揮によるウラル・シンフォニー・オーケストラの共演。
演目は前日のニコライ・ルガンスキーのラフマニノフのピアノ協奏曲第1番、第3番に引き続き、
ベレゾフスキーが第2番と第4番を演奏。
2日でラフマニノフのピアノ協奏曲全曲が聴けるという嬉しい企画。
この日もリハーサルを聴く事ができました。
ベレゾフスキーは特に2番の協奏曲で
ピンポイント的に要所を合わせるといった形で
リハーサルを進めていました。
実はベレゾフスキーとリスはラフマニノフの協奏曲で
すでに共演済み。
オーケストラにも余裕がみられました。
21時開演です。
毎日同じ夕暮れ時に始まるコンサート、
たったの数日のことですが日に日に日が短くなっていくのを感じます。
2日前、あんなに気になったセミの時間が前倒しに・・・
ベレゾフスキーは黒の半そでのシャツで登場。
ピアノの前に座っている姿もまるでバーのピアニストがピアノを前にしてるようにラフ。
この演奏会にベレゾフスキーが選んだピアノはベヒシュタイン。
ベヒシュタインは音の澄んでいて非常に美しい。
リストやドビュッシーが愛用していたことで有名なピアノですが、
ラフマニノフではホロヴィッツのスタインウェイの極太なバスの
イメージが私には強くて、ちょっと意外な選択でした。
ベレゾフスキーのピアノは力任せにしない、どちらかというと
故意に軽く弾こうとしてるのではないかと思うほど。
これも彼のリストの超絶技巧練習曲を聴いた時の印象とはまるで違っていました。
彼のピアノ演奏に対する考え方が変わったのかもしれません。
その場のインスピレーションを演奏に反映させる演奏で
オーケストラを自分のペースに巻き込み、セッション的な演奏に仕上がっていました。
観衆は大感激。
総立ちで拍手に足ふみでした。
演奏会後のサイン会では多くのファンがつめかけました。
ファンの人たちから”ボリス”と呼ばれていて
ベレゾフスキーの親しみやすい人柄が見えたような気がしました。
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・ベレゾフスキーのリスト:超絶技巧練習曲集。
ラ・ロック・ダンテロンでの録画。圧巻です!

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