
第28回”ラ・ロック・ダンテロン”国際ピアノフェスティバル、2日目は期待の若手ピアニスト、ニコライ・ルガンスキーとドゥミトリ・リス指揮によるウラル・シンフォニー・オーケストラ。
この日昼下がりにフローランス城公園を散歩していると
ラッキーなことに、ルガンスキー&リスとそのオーケストラが合わせ中でした!
ルガンスキーは緑のシャツにアイボリーのパンツにブラウンのベルトという姿でした。
暑い中でのリハーサルだったので足元はサンダル。
公園内の会場ではとても自然に見えます。
合わせは曲の始めから進行にしたがって何かあれば止まって意見交換し、
もう1度その箇所を合わせ、よければ先に進む・・・を曲の最後まで繰り返えすというスタイル。
かなり時間をかけて合わせていました。
夜どのような演奏になるのか楽しみです。
さて、気になるプログラムです。
*プログラム*
ボロディン:”イゴール公”より抜粋
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番Op.1
〜休憩〜
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番Op.30
開演前からあいにくの雨となり、
屋外ステージでの演奏会なのでどうなるのかなと思いながら会場へ。
会場では係の人がビニール製の簡易レインコートを無料で配っていました。
後ろの人の邪魔になるので傘を差すわけにはいかないし、
座席も雨でぐっしょり濡れているのでコートは非常に有難かったです。
そんな状況下でも満員。誰一人帰りません。
舞台は屋根がついているので問題なし。
そうこうしているうちに雨も上がりはじめ、開演となりました。
夜のルガンスキーは燕尾服姿。
雨の効果でこの日はセミは鳴かず、音楽に集中できました。
ルガンスキーの演奏はリハーサルの時と同じ印象。
舞台の上でインスピレーションを得るタイプの演奏家もいますが
彼は自分の演奏をしっかり持っていて実現している人なのだろうと思いました。
指が確実に鍵盤の芯を捉えていて、視覚的にもどんな難しいパッセージもまるで楽そう。
無駄な動きが全くないのです。
音楽は叙情的で優しさがある。
この優しさはルガンスキーの特有の色だと私は感じています。
ダイナミックスの面ではスケールの大きさも持ち合わせているし、
オーケストラをよく聴いて演奏しているし、
非の打ち所がない演奏でした。
何という安定感!
今後間違いなく素晴らしい演奏を繰り返して発展し続けていく
ピアニストでしょう。
本当によい時を過ごせました。
演奏会後にはサイン会がありました。
ちょっとパパラッチしてみました☆
〜オススメのCD〜・コンサートで演奏されたラフマニノフのピアノ協奏曲第1番、第3番が
収録されています。

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